本日は基礎稽古の日。

微細な感覚を体感したいという得たい成果だったこともあり、
七要を改めて丁寧に確認しました。

チェックする側としては、
筋力ではなく反射にフォーカスすることや、
相手のエネルギーの変化を体感を通して捉え、
きちんとフィードバックすることなどを意識すること。

チェックされる側は、
勝手に整うのではなく、
相手のエネルギーをしっかり感じながら整える事や
力みと脱力の間の緩みの感覚を確かめました。

整うだけではわかりにくいことも、
あえてズレることで、整う感じがわかりやすく、
足を緩める感覚がはじめてわかったという声もありました。

また、
みそぎ〜むすび〜まつり〜いのり〜みのりの流れを、
七要を通して体感し、日常の出来事とリンクさせていくことで、
普段の自分のコミュニケーション、人との関わり方への活用をイメージしやすく、
「結局はみそぎからなんだなぁ」という事を改めて実感されていました。

武学は教えではないけれど、
身体を通じて学んでいくことで、
自分がフォーカスしているところや、
課題と感じているところに自動的にフィットして、
自らが気づいていくからこそ、日常に変化をおこせるんだなと感じます。

私も、参加者の皆さんの反応や気づきを通じて、
また自分が話していることを自分で聴いて、
再確認したり納得したり、自分を振り返る時間でした。

また、波動太極拳の稽古も少ししましたが、
相手と呼吸を合わせる、スピードを合わせる、
それが少しでもズレたときと、ピッタリ合ったときの体感の違いが、
やっている本人も、みている私にも明確で面白かったです。