禮道・志禮法を理解する

禮道・志禮法を理解するための、「武学」に関する一部コンテンツの概要を提供しています。
大切なことは、基礎を積み上げること。

インターネットで情報を入手しただけでは、理解したことにはなりません。

リアルの場でしか伝えられないことがありますので、公認稽古会で、武学の基礎から体感することが必要です。
基礎といっても、多岐に渡りますので、稽古を継続することが必要です。

禮道の基礎

基礎の理解が深まらないと、禮道や志禮法を理解することはできません。
ただし、このページに記載しているものは単なる情報であり概要に過ぎません。
リアルの場でしか伝えられないことがありますので、
公認稽古会で、武学の基礎から体感することが必要です。

武学三軸

その1:三大習慣と三大学育

「武学三軸」を理解することから始まります。
「武学三軸」とは、「志」「禮」「行動」の3つの軸のことであり、立体構造です。

高める生き方人生の目的・自分軸
広げるあり方他者と和する・自律する
行動体現するやり方志の体現に向けて行動する

「武学三軸」をバランスよく整えることで、生地(生きる素地)を編んで服をつくるように、人生の主体者として自らの人生を創造していきます。

立体構造として視覚化するために図示しているものであり、「志」「禮」「行動」は密接に絡み合い、それぞれが単独で成り立つものではありません。

「志」だけでは、人よりも優れているという思い込みが発生しやすくなります。
「禮」だけでは、他者の意見を受け入れやすくなり、他人の人生を生きることにつながりやすくなります。
「行動」だけでは、一貫した軸がないために流されやすくなります。

武学三軸の動画(3分17秒)

動画の要約

志・禮・行動の3つの軸を「武学三軸」と言い、バランスよく整えることが大切です。
どれかひとつだけでも偏りが生じますし、どれかひとつのバランスが欠けていても偏りが生じます。
バランスよく整えることで、他者に貢献できるようになります。
武学では、非言語対人稽古を使って稽古を積んでいきます。

三大習慣・三大学育

三大習慣・三大学育の概要

日常で活用するために大切なことは習慣化形成です。
習慣化形成を行うために必要な要素を「三大習慣と三大学育」と呼んでいます。

あなたが「武学」や「志禮法」を身に付け、日常で活用するために大切なことがあります。
・反復して身に付ける(体得する)
・日常に応用してみる(活用する)
このページを視聴しているだけでは、知識に触れただけにすぎません。
「習慣化」することが大切です。

「体得」「活用」することがなければ、「仕入」は必要ありません。

仕入全体の1%実際に取り組むためのコンセプト(概念)が伝えられます。
体得全体の99%身に付くまで反復して行います。
活用人生や仕事に応用します。
仕入→体得
(自学自育)
禮の習慣身に付けるための反復を行います。
体得→活用
(教学共育)
和の習慣アウトプットすることにより、自身の理解度を認識します。
活用→仕入
(相乗創育)
志の習慣仕入時のレベルを超え、新しい何かを創造します。

三大習慣・三大学育の動画(4分35秒)

動画の要約

稽古の種類は、仕入・体得・活用の3種類で、一番の稽古場は日常です。
仕入したことをどれだけ活用するかが大切で、活用に向けて体得することが必要です。
何を、どのように使うか、そのために何を身に付けるのかを明確にした上で仕入することが必要です。

禮の基礎「七要」

禮の基礎「七要」の概要

正しい「禮」を行うための基礎が「七要(しちよう)」です。
7つを整えていくことで、正しい禮を行うことができます。

  1. 頸椎(けいつい)
  2. 胸椎(きょうつい)
  3. 仙骨(せんこつ)
  4. つま先(つまさき)
  5. 側手(そくしゅ)
  6. 正眼(せいがん)
  7. 正中(せいちゅう)

注意しなければならないことは、ひとりひとり身長も体重も違うため、誰かの真似をしても正しいとは限らないということです。
対人でのチェック法がありますので、「できているかどうか」を確認することが必要です。
また、日々身体の状況も変わりますので、都度チェック法によるチェックを行うことが大切です。

禮の基礎「七要」の動画(2分57秒)

動画の要約

自分自身の身体を整えるための基礎が「七要」で、禮の状態になっているかどうかを簡単にチェックすることができます。
人との関わりの中で自分自身を整えていくことが必要で、自分ひとりではチェックできませんので、対人稽古が大切になります。

七勢

七勢の概要

正しい「禮」を行うための基礎が「七要(しちよう)」を習得したら、続けて「七勢(しちせい)」です。
より正しい禮を行うための、次のステップとなります。

  1. 直首(ちょくしゅ)
  2. 開胸(かいきょう)
  3. 平腰(へいよう)
  4. 弛脚(ちきゃく)
  5. 墜手(ついしゅ)
  6. 遠眼(えんがん)
  7. 中心(ちゅうしん)

七勢の動画(4分01秒)

動画の要約

禮の状態をより安定させるものが「七勢」です。
「七要」は骨格にアプローチし、「七勢」は筋肉を能動的に動かすことが加わります。

自律禪法

自律禪法の概要

「自律禪法(じりつぜんほう)」は、あなたの「体軸」を養うための稽古です。
歩く、手を使わないで座る・寝る・起きるという、日常でも稽古可能な内容です。
いつでも止まることのできるスピードで行うことや、今どこを動かしているのかなどを意識して行うことも大切です。

自律禪法の動画(3分01秒)

動画の要約

歩く・止まる・片足でバランスをとる・座る・寝る・起き上がるなど、日常で当たり前にしている動作を身体の細かい部分を使って、身体を制御して動かすことを行う稽古です。
ケガをしにくくなったり、余計な力が入りにくくなったりする基礎稽古のひとつで、日常でいつでもできます。

朱雀メソッド(振動法・吐納法・站椿功)

朱雀メソッド(振動法・吐納法・站椿功)の概要

「朱雀(すざく)メソッド」は、
「身体の基礎作りのための継続メニュー」
として考案されたものです。
「朱雀(すざく)メソッド」のうち
「振動法(しんどうほう)」
「吐納法(とのうほう)」
「站椿功(たんとうこう)」の3つを
基礎中の基礎としてお伝えしています。

  1. 「振動法(しんどうほう)」:身体を振動させ、余計な力を抜くことにより、身体の末端まで意識して動かすことができるようになります。
  2. 「吐納法(とのうほう)」:呼吸を制御することにより、身体のバランスを整えます。
  3. 「站椿功(たんとうこう)」:バランスが良い状態(リラックスしている状態)で自然に立つための稽古です。

朱雀メソッド(振動法・吐納法・站椿功)の動画(5分23秒)

動画の要約

朱雀メソッドには基礎稽古として3つの稽古があります。
「振動法」「吐納法」「站椿功」です。
自分の軸を少しずつ作り、安定させていくための稽古です。
誰でも取り組みやすく、継続しやすい稽古だと思います。

接触回避

接触回避の概要

「接触回避(せっしょくかいひ)」とは、
自分軸を見出すための稽古です。
・相手の本質と関わる
・自分軸を感じる
・不自由さの中に自由を見出す
こうしたことを意図して行う稽古であり、
対人で行う稽古です。
自分軸とは何かを体感するための稽古であるとともに、
あなたの「あり方」が相手に伝わる、
非言語コミュニケーションの稽古でもあります。

接触回避の動画(3分34秒)

動画の要約

2人1組で行い、相手に押された分だけ動くという稽古です。
丁寧に非言語対人でのコミュニケーションを行います。
自分軸を見出すための稽古です。

志禮法

「志禮法」は、「禮」の大切さを体感できるように「型」として創ったものです。

大きく9つの動作と手印、そして祝詞(真言)を加えたものとなっています。

ひとつひとつの動作、手印、祝詞(真言)には意味が込められており、
形には表れない「奥にあるもの」をつかむことが大切です。

「志禮法」を体得するには、「公認稽古会」で指導者から正しい禮や、
禮法を行うための基礎稽古を行うことが必要です。

志禮法とは?

1.志禮法とは?の概要

何のために私は生きているのか?
何を成し遂げたら死ねるのか?
生きがいや人生の目的のことを「志」と言います。

志は、ひとりではできない崇高な想いであり、
なおかつ、世代を超えて引き継がれていくものでもあります。

ひとりではできない崇高な想いを実現するためには、
他者との協調も必要になります。

志を成就するために行う禮法が「志禮法」です。

志を実現するためには、行動も必要になります。
「志禮法」を習慣化することにより、
志の実現に向けた行動も習慣化することができるようになっていきます。

シンプルなコンセプトですが、

  1. 9つの動作を行う。
  2. 9つの動作の意味を、体得を通じて理解する。
  3. 祝詞(真言)を付け、動作とともに行い、かつ、意味を理解する。

というステップがあります。

2.志禮法とは?の動画(2分21秒)

動画の要約

なぜ「禮法」を行うのかと言えば、志の成就のためです。
何のために生きるのか、何を成し遂げたら死ねるのか。
生きがいや人生の目的のことを「志」と言います。
志の成就はひとりではできないものですので、他者との協調が必要になります。
志成就のための禮法なので「志禮法」です。

志禮法の動作概要

1.志禮法の動作概要

志禮法9動作

「志禮法」は、神社参拝を想定して創られています。

「志の奏上」も入っていますので、
何かの願い事をするのではなく、
「私は志成就のために行動します」の宣言を行う流れとなっています。

年齢に関係なく、簡単に取り組むことのできる「型」となっていますが、
内容を深めていくことが重要になり、
継続して稽古を積み重ねることが必要です。

きちんとできているかどうかをチェックすることもできますが、実際に体感してみることが大切です。
公認稽古会では、武学の基礎や志禮法など、基礎から体感することが可能です。

2.志禮法の動作概要の動画(4分47秒)

動画の要約

志禮法は簡単に取り組むことのできる「型」ですが、深めていける内容にもなっています。
神社参拝を想定して創られています。
「型」の奥にあるものをつかんで欲しいと思います。

文化伝統とのリンク付け(基礎知識)

禮道で伝えていること、志禮法を通してつかんで欲しいことなどは、日本の文化伝統とリンク付けができます。
ここでは、AI動画による基礎知識をお伝えします。

日本の文化伝統は「形」で遺す

1.日本の文化伝統は「形」で遺すの概要

先人たちは、文字で伝えるのは難しいということを知っていたのかもしれません。
「形」「型」として残されていれば、
次世代やさらにその先の世代へと伝承されていく、
と考えていたと思われます。

2.日本の文化伝統は「形」で遺すの動画(11分33秒)

動画の要約

日本で文字が使用されるようになったのは、漢字伝来以降のことです。
日本(やまと)に大陸文化が伝来する以前の日本列島で話されていた言葉(話し言葉)が、「大和言葉」と呼ばれており、現在でも大和言葉を引き継いでいます。
文字を必要としない平和な社会を、縄文時代に築いていたと考えられています。
また、口承文化、話し言葉や技の伝承で直接次の世代に伝えていく文化が基本であり、例えば、匠(たくみ)の世界では今でも続いています。

日本の文化伝統は「形」で遺す。

日本の食事作法は独特で、はじめに「いただきます」と感謝をして食事を始めます。
感謝しながら食事をし、食事が終わった際には「ご馳走さま」と感謝します。
日本における箸は、魂が宿ったものとされています。
礼節を持って食べものと向き合い、ご飯の一粒にいたるまで大切に扱うという精神の表れです。
このように、次世代へ想いを形や型を通して伝承していくことを行っているのが特徴です。
日常の中に、たくさんの習慣として残っています。

神社参拝とは何か?

1.神社参拝とは何か?の概要

神社参拝について理解するには、
根源にある「神道」についても理解する必要があります。
「神道」は日本の暮らしの中から生まれた、
信仰といえ「アニミズム」が一番近い表現です。
「神道」には清浄を尊ぶという生活習慣があり、
清浄を尊ぶ生活習慣の奥にあるものは、
「もともと人は素朴で純粋な存在」という性善説です。
代表的な言葉がふたつあり、
「浄明正直(じょうめいしょうちょく)」と
「敬神崇祖(けいしんすうそ)」です。

2.神社参拝とは何か?の動画(7分13秒)

動画の要約

先人たちは、自然とのかかわりの中で、生活を営んできました。
自然の力は、恵みを与える一方で、猛威もふるいます。
そんな自然現象に、目に見えない不思議な力を感じました。
自然とは、調和するものであり、制御するものではなく、ましては、人に都合よく手を加えるものではない、という価値観に基づき、自然と調和する生活を送ってきました。
アメリカから、社会学の研究者が来日し、「神道」という言葉を英訳するのに困りました。
神道は「宗教」ではありませんし、「教祖」もいなければ、「教典」や「教義」もありません。
生活や季節と共に営まれていますので、「神道」を「ジャパニーズ・ライフ」と名付けました。

自然と調和する生活を送ってきた先人たちは、季節と共に、春には豊作を、夏には風雨の害が少ないことを祈り、秋には収穫を感謝するための、「祭り」を行うようになりました。
祭りをとおして、自然と人間とがともに生きていくこと、地域社会の和を保ち、一体感を高めること、子孫の繁栄を願い、家庭から地域、さらには日本や世界の、限りない発展を祈ることを、次世代に引き継ぐ意図も持ちながら、祭りという「形」にして、現在に遺しています。

参拝の作法

1.参拝の作法の概要

参拝は形式的になりがちですが、
参拝するときの作法には厳格な決まりというものは実はありませんので、祈る気持ちが大切です。
参拝する際に、
「二拝・二拍手・一拝」や
「二礼・二拍手・一礼」と書かれた札が
掲げられていたりします。

武学では、大きく3種類のお辞儀
「揖」「礼」「拝」をお伝えしています。

2.参拝の作法の動画(3分12秒)

動画の要約

鳥居は、神社の外と内を分ける意味があるとされ、「神域」であることを示しています。
鳥居をくぐると「参道」があります。
参拝する場所まで続く道です。
多くの参道には「玉砂利」が敷かれており、清浄な石を踏みしめて進むことによって心を静め、最高の状態で参拝ができるようになっています。
参拝する場合、どうしても形にとらわれてしまい形式的になりがちですが、参拝するときの作法には厳格な決まりというものは実はありません。
参拝する際に、「二拝・二拍手・一拝」や「二礼・二拍手・一礼」と書かれた札が掲げられていたりします。
「拝」「礼」ともにお辞儀の種類であり、さまざまな名称がありますが、武学では大きく3種類のお辞儀の名称「揖」「礼」「拝」をお伝えしています。

参拝する場所には、鏡が置かれています。
鏡は「か・が・み」であり、「が・エゴイズム」を除くことで、「かみ」としての自分自身を確認します。
鏡に映る自分自身と向き合い自分を振り返るという、大切な意味が込められています。
ありのままの素直な自分を認め、自分らしさを思い出し、すべてのことに感謝を感じられるようになる、という仕組みとして先人たちが遺した智慧でもあります。

参拝後は、もう一度、参道を歩きます。
同じ読みの漢字で「産道」がありますので、鏡を見て自分自身を振り返り、今日生きていることや起こっている事象に感謝し、もう一度素直な自分に戻り日常生活に戻るという意味が込められています。

お辞儀のチカラ

1.お辞儀のチカラの概要

お辞儀の種類

お辞儀の種類にはいろいろな名称がありますが、立ったまま行うお辞儀は大きく 3 種類に分けられ「揖(ゆう)」「礼(れい)」「拝(はい)」です。
場面ごとに使い分けますが、通常のマナーと同じと考えれば良いと思います。
正しくおこなうにはチェックが必要ですが、まずはどのように行うのかをお伝えします。
過剰でも過少でもない、ニュートラルな状態になることを意図していますが、自分のためだけにニュートラルな状態になることではありません。

お辞儀の種類角度意味
揖(Yu)約15度会釈朝夕のあいさつなどに使います。
禮(Rei)約30~45度敬礼お客様や目上の人に対して敬意を表す時に使います。
拝(Hai)約90度最敬礼最も深いお辞儀で、お詫びをする時、深い感謝を表す時に使います。

2.お辞儀のチカラの動画(2分44秒)

動画の要約

お辞儀の種類にはいろいろな名称がありますが、立ったまま行うお辞儀は大き3種類に分けられます。
場面ごとに使い分けますが、通常のマナーと同じと考えれば良いと思います。

正しく行うにはチェックが必要ですが、次のように行います。
(1)まっすぐに立ち、手は真横につけ、足のつま先を閉じます。
(2)首、背中をまっすぐにしたまま、お尻を後ろに引くイメージで角度をつけていきます。
重要なポイントは、首と背中を曲げずにまっすぐにしたままであることです。
このとき、体は「くの字」のようになります。
また、ゆっくりと丁寧に行うことも大切です。

志のチカラ

1.志のチカラの概要

目的と目標の違い

「志」は、人生の目的であり、言い換えれば「存在意義」「使命」とも言えます。
「人生の目的」とは方向性であり、人生をかけて追求していくものです。
「目的」と「目標」の違いは明確です。
「目標」は、「目的」を実現するためのマイルストーン・道しるべであり、達成するものです。
目的が決まらないと、目標を決めることはできません。
例えば、「山に登ることで山登りの楽しさを伝える」ことが「志」(目的)とすると、「〇月〇日までに富士山に登る」ことは目標と言えます。
さらに、「〇月〇日までに富士山に登る」ことは、細分化できます。

2.志のチカラの動画(4分05秒)

動画の要約

人生の目的である、「志」が明確であれば、
・何を学ぶか
・どのような人と関わるか
・どのような情報が必要か
などの、必要な選択肢が見えるようになり、迷いが少なく人生がよりシンプルになります。
決定や断ることの「決断力」を身に付けることができるようになっていきます。

武学には、「志」に関して5つの仕組みがあります。
1志を引き出す。
2志を共有する。
3志を刻む昇華する。
4志を目標化する。
5目標を達成するための行動を、継続・習慣化する。

言葉のチカラ

1.言葉のチカラの概要

古来の「言霊思想」 は現代にも受け継がれており、
大切に言葉を扱ってきました。
日本に大陸文化が伝来する以前の、
日本列島で話されていた言葉・話し言葉が「大和言葉」です。
一音一音に意味が込められています。

「言霊思想」は、引き継がれています。
・祝詞
・言祝ぎ(ことほぎ)
・マントラ
・言挙げ(ことあげ)
です。

志禮法には、「マントラ」「言挙げ(志の奏上)」が入っています。

2.言葉のチカラの動画(4分30秒)

動画の要約

先人たちは、言葉に霊力が宿るとする 「言霊思想」 を持っていて、美しい心から生まれる正しい言葉はその言葉どおりの良い結果を実現し、逆に乱れた心から生まれる粗暴な言葉は災いをもたらすと信じていました。
言葉に不思議な力を感じ畏敬の念をいだき、大切に言葉を扱ってきました。

美しい言葉を使い、美しいものを生み出す。
「言霊思想」により、和歌や物語が生まれ、日本文化を培ってきました。
現代でも、結婚式などのお祝いの席では、縁起の悪い言葉である「忌み言葉」は使わない、という習慣が残っていますし、終わりには「おひらき」といって未来への発展を祈念しています。
日本に大陸文化が伝来する以前の、日本列島で話されていた言葉・話し言葉が大和言葉です。
一音一音に意味が込められていて、「言霊思想」の源流です。

まとめ

動画や文字を見て、見よう見真似で型を行うことや知識として吸収することはできますが、実際に体感してみることが大切です。
例えば、食事も写真だけでは味がわからず、実際に食べてみることにより美味しいかどうかが認識できます。
頭では理解しているつもりでも、実体験や経験に勝るものはありません。
公認稽古会では、武学の基礎や志禮法など、基礎から体感することが可能です。

各地の稽古会

日本の各地で、世界禮道連盟より公認を受けたマスターやリーダーが稽古会を開催しています。
リアルの場で、武学を体感してください。

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参考図書

武学に関する本が出版されています。
これまでにお伝えしてきた内容の一部やまだお伝えしていない情報が掲載されていますので、ご一読ください。

書籍「お辞儀のチカラ」

出版:みらいパブリッシング
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価格:1,650 円

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この本は、「武学」の概要について書いたものです。
「武学」から「武道や格闘技」を想像する方が多いと思いますが、おそらくあなたの想像は裏切られます。

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