指導者になるためには、いくつかの段階があります。
基礎を大切にしていますので、それぞれの段階に応じて日常で活用できているかどうかが重要になります。
インターネットで完結することはできませんので、各地の稽古会に参加することが指導者になるためのスタートです。
世界禮道連盟における、ステップアップの仕組みは次のとおりです。
伝えるレベルだけではなく、ステップアップしていくとともに人格・人望も必要になります。
名称 | 概要 | |
---|---|---|
認定者 | グランドマスター | 国などの大きな単位を取りまとめ、統括し運営、「次の時代への承継をする」段階です。 |
マスター | 地域などのコミュニティを取りまとめ、「場を創る人を育てる」段階です。 | |
リーダー | 実際に自身で場を創り、主催者として必要なスキルを得て人を育てる段階です。 | |
サポーター | FT4・FN5・FC6を体得し、「指導者として必要なスキルを得る」段階です。 |
「武学オンラインコミュニティ参加」「彌勒相対力学研究所参加」 | ||
合格者 | 1級 | 「For Me から For You(指導者)への転換」の段階です。 |
2級 | 「武学を日常で活かすために、基礎を習得する」段階です。 | |
3級 | 武学に触れ、習慣化の必要性を体感し、「体得のための習慣化形成をする」段階です | |
各地の稽古会に参加する | リアルの場で行われる稽古会で武学に触れ、「実際に体感する」段階です。 |
リアルの場で行われている、稽古会に参加してください。
実際にどのようなことを行っているのかを体感し、
基礎部分の習得を行ってください。
基礎部分の習得を行い、稽古会の主催者から承認を得て、
3~1級の受検に挑戦してください。
基礎部分といっても、
多岐に渡りますので、稽古を継続することが必要です。
また、正しい稽古法を伝えてもらう必要があります。
各地の稽古会では、参加者レベルに応じた指導を行っています。
あなた自身が今どのレベルなのかを、
検定受検により明確化することができます。
検定受検により明確化された課題をクリアすべく、
継続して稽古を行ってください。
レベルが上がっていくにしたがって、
あなた自身の習熟度だけではなく、
他の人に伝えることが必要になっていきます。
武学の基礎を理解し、禮を習慣化する。
自分自身のレベルが今どこなのかの「己を知る」。
3級に求められる内容は次のとおりです。
稽古会に参加する中で、体得していく必要があります。
3級検定内容 | |
---|---|
検定実施方法 | 2名の公認リーダー以上の資格者により検定が行われます。 |
受検可能なレベル |
|
受検資格 | どなたでも受検できます。 |
受検料等 |
|
合格後 | 合格者には「合格証」が発行されます。 また、3級合格者は「2級受検」ができます。 ※合格証は大切に保管するか、データ(画像やスキャンデータ)で保存してください。 |
3級検定は「日本における3級検定実施要領」に基づいて行われます。
2級に求められる内容は次のとおりです。
稽古会に参加する中で、参加する人に伝えることが必要となります。
2級検定内容 | |
---|---|
検定実施方法 | 2名の公認リーダー以上の資格者により検定が行われます。 |
受検可能なレベル |
|
受検資格 | 3級合格者が受検できます。 ※受検時に「3級合格証」が必要となり、紛失した場合は3級を再受検し合格する必要があります。 公認マスターまたは公認リーダーが3級検定合格レベルにあると認めた場合には、2級検定を受検することができます。 |
受検料等 |
|
合格後 | 合格者には「合格証」が発行されます。 また、2級合格者は「1級受検」ができます。 ※合格証は大切に保管するか、データ(画像やスキャンデータ)で保存してください。 |
2級検定は「日本における2級検定実施要領」に基づいて行われます。
1級に求められる内容は次のとおりです。
稽古会に参加するだけではなく、運営のサポートを行い進行できることが必要となります。
1級検定内容 | |
---|---|
検定実施方法 | 2名の公認リーダー以上の資格者により検定が行われます。 |
受検可能なレベル |
|
受検資格 | 2級合格者が受検できます。 ※受検時に「2級合格証」が必要となり、紛失した場合は2級を再受検し合格する必要があります。 公認マスターまたは公認リーダーが2級検定合格レベルにあると認めた場合には、1級検定を受検することができます。 |
受検料等 |
|
合格後 | 合格者には「合格証」が発行されます。 また、1級合格者は参加資格を満たすことで「公認リーダー研修」の参加ができます。 ※合格証は大切に保管するか、データ(画像やスキャンデータ)で保存してください。 ※合格証を紛失した場合は、再受検が必要です。 |
1級検定は「日本における1級検定実施要領」に基づいて行われます。
本格的に指導者としての経験を積む段階になります。
「1級合格者」の誰でも指導者になることができるのではなく、あなた自身の「あり方」が大切になります。
「何のために指導者を目指すのか?」
「指導者になることで、社会や周囲の人にどのような貢献をしていくのか?」
コミュニケーションを通じて、明確化していくことが必要です。
「武学オンラインコミュニティー」では、基礎部分に特化したコンテンツを配信しています。
あなたが体得した基礎を日常で活かすとともに、周囲の人に伝える際のコンテンツともなります。
彌勒相対力学研究所は「講座」ではなく、各々が場を創作し、教学共育を行う事で、志の体現に向けてチームで行動し続け、禮で和する志を全世界に成就する指導者となる場を創るコミュニティですが、誰でも入ることができるわけではありません。(入所には推薦が必要など、条件があります。)
参加するには | |
---|---|
武学オンラインコミュニティー | 月額会費が必要です。 |
彌勒相対力学研究所 |
以下の条件を満たすことが入所条件で、月額会費が必要です。
|
「人を育てる」「場を創る」レベルに昇華していきます。
喜びや楽しさにつながり、継続意欲や学習意欲を喚起するリーダーを育成する。
資質の高い指導者として、自ら場を創る人を育成する。
上記の目的で認定を行っています。
公認リーダー認定のために求められる内容は次のとおりです。
喜びや楽しさにつながり、継続意欲や学習意欲を喚起するリーダーを育成する目的で認定を行います。
公認リーダー認定の内容 | |
---|---|
検定実施方法 | 3名の公認リーダー以上の資格者(うち1名は公認マスター)により検定が行われます。 |
公認リーダー研修参加資格 |
|
認定要件 |
|
研修料等 |
|
合格後 |
|
資格保持要件 | 公認リーダー研修参加資格を満たしていること |
公認マスター認定のために求められる内容は次のとおりです。
資質の高い指導者として、自ら場を創る人を育成するためのリーダーを育成する目的で認定を行います。
公認マスター認定の内容 | |
---|---|
公認マスター認定に必要な条件 |
|
認定要件 |
|
認定料等 | 認定料:無料 ※認定者には「認定証」と「認定ワッペン」授与 |
合格後 |
公認リーダーが合格後にできることに加えて次のことができます。
|
資格保持要件 | 公認リーダー研修参加資格を満たしていること |