創始者の紹介

レノンリー(李隆吉)

1971年兵庫県伊丹市生まれ。
2006年兵庫のじぎく国体武術競技優勝
2009年国際武術大会チャンピオン(香港)
2010年世界伝統武術大会チャンピオン
2011年JCI(国際青年会議所)世界会頭セクレタリーチーム
2012年一般社団法人国際徳育協会立ち上げ

青年会議所・国際青年会議所の活動を通じ、世界を巡りながら、世界トップと呼ばれる人たちに会いに行き、薫陶を受ける。
「より善い世の中を創る指導者を育成するため」の仕組みを創り上げ、「武学」として普及することを決意し、一般社団法人国際徳育協会を立ち上げる。
ロータリークラブや倫理法人会など、経営者を中心に様々な人に対して全国各地で研修やセミナーを行っている。

合同会社武藝団代表社員
一般社団法人志教育プロジェクト理事
一般社団法人日本臨床代謝医学協会理事

「誰からも馬鹿にされない力が欲しい」「自分の力で生きて行けるようになりたい」と願い「武学」にたどり着きました

私が「武学」に出会うまでに大きな3つの出来事がありました。

その1:「自分の力で生きて行けるようになりたい」と思った幼少期

ある日、刑事ドラマを見て刑事にあこがれた私は、父に言いました。
「刑事になりたい!」
ところが『日本人になればできるけど外人だからなあ・・・』という返事。
関西弁バリバリの、日本語しか話すことができなく、てっきり日本人だとばかり思っていた自分が、よもや外人だとは思いもよりませんでした。

私が外国人だと、クラスの友達に話すと、一時は「すごい!」と拍手が起こりました。
しかし、そこから徐々にいじめが始まりました。
友達の家に遊びに行っても、友達は家にいるにも関わらず、お母さんが「〇〇はいない」と言われたりして、少しずつ一緒に遊んでくれる友達がいなくなりました。
そして、いじめや差別を受けるようになりました。

その2:強さに憧れた中学・高校時代

そんな時に、ブルース・リーの映画を観る機会があり、ヌンチャクを振り回し、格好よく敵をなぎ倒すブルース・リーを目の当たりにして思いました。
「誰からも、いじめられることなく、馬鹿にされない力が欲しい」
「自分の力で生きていけるようになりたい」

そこから中学・高校時代と、より力を求めて、ケンカに明け暮れました。
いじめに屈することもなくなり、逆にいじめる側になったりもしました。
勉強しても、なりたい職業に就けるかどうかはわからない不安を、力で紛らわせていました。

その3:武学との出会い

その後、強さを求めていろいろな道場を渡り歩いたのですが、そんな中で偶然、「武学」の師匠と出会うこととなったのです。

「武学」とは、2,500年前には既に成立していた、原理原則であり、自分も負けない、相手も負けさせない、人生に活用する為の知行徳一の実践的学問です。

「いかに人を統率するか?」を究極に考えたもので、どのようにすれば人が従うか?について、心理などの側面から考察されています。

最初は「従わない者は殺す」というところからスタートしましたが、「究極」を突き詰めていくうちに、人は殺すのではなく活かす、という真逆に行き着きました。

つまり「どのようにしたら平和にできるのか?」ということです。
究極の説明をしてしまうと、「武学」の目的は「徳の体得」なのです。

兄の死から学んだのは、「明日死ぬとしたら、自分は何をしたいのか?」 という人生の目的を考えることでした。

人は「3T」で変わる、と言いますが、私の場合も同じでした。
3Tとは「倒産」「闘病」「投獄」です。
「武学」を学んでいる時に、唯一の理解者である兄が癌となり、全財産を治療に提供するも帰らぬ人となってしまいました。
兄と一緒に精一杯闘病しました。
兄がこの世からいなくなることは、想定外の世界、いるはずの人がいない・・・
しばらくの間、呆然とただ時を過ごしました。

しかし、この時、全財産を治療に提供することで、お金にこだわっていたことを知り、初めてお金にこだわらないことが理解できたのです。
また、兄の癌の痛みを緩和するために、筋肉の生体反応機能を使った治療法に出会い、学び、適用しようとしました。
兄が病氣から解放されるように、必死にいろいろなことを試していきました。
この体験を通じて「生きている間にできることを精一杯やってみる」ということも、兄から教えてもらいました。

私は必死に考えました。

それは・・・
「明日死ぬとしたら、自分は何をしたいのか?」
「何を遺したいのか?」

まるで、天が啓示するかのごとく、 兄の死と今までの経験から 「より善い世の中を創る」ために「持っている智慧を楽しく伝え人を育てる」 ことが私の目的である、と確信しました。
今まで雲で覆われていた空が、晴れ渡ったような感覚が訪れました。

世界のリーダーが重要という「目的を明確化し、自ら主体者として責任を引き受け行動し、自分を律すること」は全て武学に入っていました。

そこでまずは「より善い世の中を創る」私の目的に近いと感じた、青年会議所・国際青年会議所(JCI)の活動に参加することにしました。
国際青年会議所(JCI)の活動に参加すると、海外に行く機会が増え、各国の要人と会う機会もできます。
かねてから、武学を検証してみたいと考えていましたので、活動と一緒にできることは何か?を考えました。

「武学」は、これまで皇帝や軍師などの国の最高統率者に極秘に伝えられ、進化発展してきた「帝王学」ですが、「皇帝や軍師などの国の最高統率者」にいきなりリーチできるわけではありません。
「皇帝や軍師などの国の最高統率者に近い人」は誰か?を考えると、「世界一と言われている経営者や教育者」に行き着きました。
この人たちであれば、セミナーや面談の機会はお金を使うことで得ることができます。

ビル・クリントン前大統領や世界的投資家のジョージ・ソロスなどのコーチングを行った世界NO.1コーチ、アンソニー・ロビンズ氏、ビルゲイツの師匠と言われている世界NO.1コンサルタント、ジョン・C・マクスウェル氏などに会いに行きました。

彼らが共通して話すのはこのようなことでした。

  1. 人生の質は、自分に投げかける質問の質だ
  2. 何のために行うのか?の目的が明確でなければ、不明確なものを得る
  3. 行動だけが世界を変える
  4. できるかできないかではなく、やるかやらないかだ

上記のようなことをまとめると、簡単な文章になります。
「目的を明確化し、自ら主体者として責任を引き受け行動し、自分を律すること。」

私は驚きました。

本当に、師匠を通じて伝えられてきた「武学」に全て入っていたからです。
さらに数年をかけて、「どのようにすれば、わかりやすく伝えられるだろうか?」を考え、その伝え方を構築すると共に、理論的に裏付けることができるよう、心理学・物理学(量子論)・生物学・陽明学・日本の歴史・言語などを多岐に渡って学びました。

「人として持てる力を存分に発揮し、多くの人や社会に貢献する事が出来て、個人としても素晴らしい未来を創造する先駆者となる。」

このための武学を学ぶ仕組みを作り上げ、広く世の中に伝えて行こうと決心したのです。

「よりわかりやすく」
「誰でも習得できる」
「活用することで絶対的な効果が得られる」
ことにさらに磨きをかけていくとともに、これでいいと思った瞬間から退化が始まりますので、私自身が今を精一杯生きることを実践し、掴んだことを伝えて、今に至っています。

参考図書

武学に関する本が出版されています。
これまでにお伝えしてきた内容の一部やまだお伝えしていない情報が掲載されていますので、ご一読ください。

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